『一国の首都』『水の東京』
幸田露伴 著 和田宗春 訳
昨年の『努力論』にひきつづいて幸田露伴の現代語訳が出版されました。
100年以上前の本ですのでそのまま読むのは難しいという声がありました。
和田都議は都議になってすぐに読んで関心を持ち、いつの日にか現代語訳と思ってきました。朝4時起きの積み重ねで完訳。
明治文豪の都市論ですので、いまから見ると計画性はどうかわかりませんが、発想は豊かで奇抜で、参考になります。
『一国の首都 ありうべき首都論と「水の東京」』
はる書房刊 1400円(税別)