2016年8月18日掲載

参院選、都知事選を振りかえり

—民進党の路線を踏まえて—

 参院選の東京都選挙区は、今回から定数が5から6に増えました。6年前の2議席を維持できるかが民進党にとって課題でした。

 岡田代表の4野党相乗り候補という戦略が、受け入れられるかという問題でもありました。特に1人区は自公候補との争いですので、有効という根拠でしたが共産党と一緒?という疑問も聞こえました。そんな中で2候補は議席を守りました。さらに都知事選は、自民党の分裂選挙の中での一本化候補の鳥越さんで、結果は3位でした。

 選挙中の週刊誌記事の選挙妨害事件もあり、後味の悪いものとなりました。

 都議会内部の権力の専横などが表面化して、都民に政策が伝わったかどうか不消化なところがあります。

 政治・行政は片時も留まりません。小池知事の選挙中の公約、都議会の大きな支持を受けずに当選したのですから、協調していく必要があります。都議会民進党の姿勢も問われます。

2016年8月14日 記