2016年12月20日掲載
都議会の変! 都議選の思惑!
—自公両党の分裂と打算—
1975年の都議会議長選挙の汚職で解散し、その後から自公の協力が始まっています。40年以上続きました。そして両会派は都知事と政策協議をしながら都政を牛耳ってきていました。定数127の過半数を自民党だけで取れなくなったからです。そして両会派は思い通りの都政運営をしてきました。それが今回、都議の報酬削減をきっかけに、急ぐ公明党と自民党で方針が衝突して、公明党が「自民党との信頼は完全に崩れた」と言明するところまで亀裂が入りました。
都知事選では増田候補を両党で応援しています。
しかし来春の都議選に勝つために小池都知事に近づく公明党と、自民党籍にいながら新しい政治集団をつくり、都議候補を立てる小池都知事と自民党はぶつかります。今までの協力を選挙のために断絶する公明党の節操のなさは小池人気に便乗しようとするものです。小池都知事は公明の動きを当然に歓迎しています。
小池都知事と公明党が手を組み、自民党はこれで孤立しました。来春の予算議会で、都議会は解散を含み小池対自民の激突が予想されます。民進党は是是非非でいきます。
2016年12月17日 記