2017年1月15日掲載
新春激突の千代田区長選の重要な意味!!
正月29日から都政に大きな影響を与える千代田区長選挙が始まります。2月5日投票で結果が出ます。
この選挙が重視されるのは、都議会自民党の重鎮の内田都議を小池都知事が敵視しているからです。都政の癌と見ているといってもよいでしょう。
現職の石川区長は内田都議が都政の福祉局長であった時にスカウトしてきた経緯がありました。前回の選挙で自民党は石川区長を推しませんでした。そして今回、小池都知事は石川区長への支援をすでに表明しています。内田対小池の代理選挙といったところです。
このように対決色は濃いのです。わからないところは、都議会自民党を出て別会派を作った3人の都議も自民党籍のままで、小池都知事も同じです。強気の都議会自民党であれば、それぞれ除名でしょう。しかし、小池都知事の勢いの強さに押されて防戦一方で、厳しい処分ができないといったところです。
地域政党をつくるような動きもある小池都知事に振り回されています。千代田区長選挙の勝敗で、次の夏の都議選、続くといわれる衆議院選も流れが変わってくるからです。
どちらが勝っても都議会選挙は、勝者が勢いづいて大攻勢に出てくる、賑やかな都議選の前哨戦となります。熱い冬のはじまりとなります。
2017年1月14日 記