2017年11月1日掲載

開票立会人となってみて

—早くなった開票事務—

 22日の開票立会人を務めて、事務作業が流れるようで驚きました。それは二つの改善につきます。一つは投票用紙が平らに戻るようになったことです。二つに折って投票箱に入れても箱の中で平らになるようになっています。かつては二つ折りにして入れたものを開票の時に人の手で平らにする必要がありました。この手間が省けるようになりました。

 その二は数える機械が開発されたことです。紙幣を数える機械を応用したもので、ムサシ、グローリーという2社があり、天地・左右を整理して数えます。

 これらの改善が迅速さの理由です。今回、北区では、投票数15万6千票を小選挙区、比例区、最高裁裁判官の3区別で処理して、午後9時から作業を開始して12時には粗い集票は終っています。あとは正確を期す人手の確認です。

 疑問票などの処理を確定して選挙管理委員長の終了宣言は午前2時を過ぎていました。区の職員、派遣の人の力を尽くしても正確さと速さを求められる選挙開票はあまり知られない大切な仕事です。開票を傍聴できますが、2、3人しかいませんでした。

2017年10月29日 記