2015年10月22日掲載

来年も一月、区立中学校の剣道授業協力者として

—武道必修化を実のあるものに—

 平成24年から全国の中学校で武道・ダンスが必修となりました。今年で4年目になります。この間の私の区立中学校の授業内容については、今年3月の文京大学の紀要にも発表した通りです。

 一般の社会における剣道と違うところは、場所が教育現場であるということです。いわゆる教育剣道です。この考えは、すでに現在の筑波大学の前身である東京第一高等学校で高野佐三郎さんが、始められています。それは今でも生き続けています。この理念を体得するために毎年秋に筑波大学の講習会に出向いてきました。今年で5年目です。

 さて区立中学校の剣道授業です。区内14中学校のうち、13は柔道、1が剣道という案配です。1、2年を通じて行ないますので、少しづつ、伝統になりつつあります。全日程13回ほどですから、1、2年生とも基本で終わります。通常12月か1月の冬季に実施しますので、寒さとの闘いでもあります。生徒の忍耐力も試されます。体育教師と連絡をしっかりとって実効の上がるものにしてまいります。今から楽しみにしています。

2015年10月16日 記