2015年12月30日掲載
警戒心と世間付き合い
朝、私の家の前を児童が通ります。小学6年生。「おはようございます。」というと「おはようございます。」と返します。顔見知りだからかもしれません。少し離れたところで、学校帰りの児童に「おかえりなさい。」と言っても、返事をせずに行ってしまいます。誘拐事件などが続いて「外で知らぬ人から声をかけられても答えてはなりません」と教育されているからでしょう。
教育とはこのように恐ろしいものです。人を信じない、疑うことを教えます。
性善説、お人好しなどは今の時代にはかなっていないのです。世間ずれした人は、今頃わかったの、といいます。しかし「騙されても騙すな」と教え育てられてきた私は、小、中学校の登下校、近所の人には「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」「お元気で」ぐらい気軽に言葉をかけていきます。
2015年12月25日 記