2026年7月3日掲載

七月の俳句鑑賞

今月の名句

潮干狩り 白寿の母の はしゃぎよう

俊水

季語:潮干狩り

解釈:百歳近い母を潮干狩りに連れてきた。本人の希望か、一人で家に置けない事情か分からないが、浜に来てみると昔にかえったようで、大はしゃぎである。思いもよらない果報である。何年かぶりの親孝行である。連れてきたよかった、嬉しくなった。

批評:俊水は詩人・谷川俊太郎の俳号。俳句も詩なので谷川が俳句を作っていてもおかしくない。しかしすぐには、スヌーピーの翻訳者とはつながらない。またそこが面白い。

『二十億光年の孤独』の著者。法政大学の総長の息子。当時、奇抜な若い詩人だと注目された。歳を経て北軽井沢の山小屋の縁で彼の息子、わたしの娘を交えての知り合いになる、世間は面白い。彼は一人っ子でお母さん子であったようだ。

2026年7月1日 記