2013年9月13日掲載
酷暑をしのいで
—私たちが原因をつくっている—
歴史的な暑さといってよい今年の夏でした。
熱中症で死亡が日常生活にいわれるようになる時代が、いまあるとは考えられません。
この理由はいろいろあると思います。
あきらかなことは私たちの生活に贅沢や無駄が当り前となっていることです。
コンビニの賞味期限の食品を大量に捨てること、まだ使える電化製品を買い換えることなど少しの配慮をみんなで重ねれば地球のエネルギーは浪費されずに気温も上がらず、暑い夏にはならず地球の健康はたもてます。
経済発展、経済発展といって物をつくり、売り、消費させその速度をはやめさせようとすればいびつな形となります。
地球の歴史にそったなかで生活する謙虚さが求められます。モルディブなど水位が上がってきて国がなくなるという事例も遠くなくなります。原子力発電は温暖化を防ぐ、ということもいわれ盲信されてきました。
しかしそれと同等に放射能の恐怖が実証されました。お粗末な放射能管理です。東京電力に汚染水処理は不可能です。まただれもが不可能なことです。海に流すことはできません。タンクに保存するしかありません。地下水を凍結させる技術はあってもそれをいつまで続けるのか、エネルギーの無駄づかい、放射能への訣別を知恵を使って国民的合意をつくることが政治の役目です。酷暑の教訓です。
2013年9月12日 記