2012年7月17日掲載
ビルマの動向は民主主義の歩み!
地上に国が誕生してから、奴隷もいず、人も殺さず、外国から侵入されず、侵入しなかった国はなかったでしょう。争いのない国の維持は不可能ということです。
スー・チーさんを介してビルマという国を見ますと、批判は許されず罪は政府の言い分通り。汚職は日常で官僚の余技。
国民は仏教国、農村国で従順。軍隊がそのまま政府であった時代にスー・チーさんは理由なく軟禁されました。いくたびかのいきさつの後にスー・チーさんは下院議員となりました。
ここまでは第一幕。さて、第二幕は現職国会議員として、テイン・セイン政府に対する野党議員として、どれだけ力を示せるかという期待をつなげるかということです。ビルマ国内の産業の計画化、教育の徹底、人権の回復、衛生の向上、外国資本の調整など仕事はたくさんあります。
他の国が10年から20年かけて国づくりをした時間を5年から10年で追いつかなければなりません。
なにしろ彼女も67才という年齢とけっして体が丈夫ではない不安もあるのです。補助する若手政治家が必要です。いるのでしょうか。
7月16日 記