2022年2月12日掲載

日本政府の時代錯誤ービルマ軍隊から訓練生の受け入れ

 ビルマの軍事政権がクーデターを起こしてから、一年。1400人を超す民間人が殺されたと言われる。そんな中で、防衛大学校がビルマ軍の幹部など、10人を教育訓練として受け入れていた。クーデター後もである。

 幹部には14万円余、他には8万円余を支給しているという。国際輿論はどこも軍事政権を批判している。岸田政権に代わり、新奇さを出すのは誰もが批判するビルマ軍事政権批判である。北朝鮮の拉致問題には大声で批判する国民も、ビルマの非人間的な暴挙には沈黙している。国を選んで批判抗議する、偏狭な人間の集まりが日本ではないはずだ。

2022年2月7日 記