2013年11月6日掲載
高齢社会にむけて、無期限雇用の時代へ
—高齢社会、労働の大切さ—
労働契約法では、同じ会社で通算5年以上勤務した場合、今年2013年4月以降の契約で、途中6ヵ月以上の空白期間がない期間を通算します。最短の無期限雇用は58年4ヵ月となります。
本人が希望すればこの制度が利用できることになります。労働条件などは個別所得となります。
あくまでも希望することが条件ですが、年齢、雇用、被雇用の力の優劣で労働が決まるのではない時代になります。なによりも年齢、知識、経験などが再評価されることが現在の日本にとってよいことです。若い、新しいを歓迎する社会に、知識、経験を尊重する価値を注入することが日本を均衡のとれた国にするのです。
年齢が価値となる社会をつくりだしていく日本になれるきっかけとなる労働契約法の施行にするために、この制度の変更を今から社会に知らせる必要が、政治、自治体、企業、労働団体にもあります。
2013年11月3日 記
