2013年11月18日掲載
元首相の二人が脱原発の国民運動で手を結ぶか?
—最終処分場がない核廃棄物—
11月12日の東京新聞の朝刊で、細川元首相がインタビューで小泉元首相と一カ月前に会談していることを明らかにしています。しかし、内容は明らかにしていません。
しかし細川元首相も参議院議員、首相の時にも通産省の説明に違和感を持たず、首相在任中に「もんじゅ」が臨界に達していますが、この時も問題意識がなかったと告白しています。
しかし政界引退後にイギリスのセラフィールドの核燃料再処理施設のテレビを見てから、六ヶ所村の再処理施設が大きな地震で本当に大丈夫か懸念するようになったといっています。
また「東日本大震災で福島第一原発の事故を知って根本から問い直さなければならないと確信した。」、「日本新党当時から関係のあった野田元首相に数々のアドバイスをしたが効果がなかった。」ともいっています。
福島第一原発の事故収束宣言、大飯原発の再稼働、以上のことを残念に思いつつも国民運動として脱原発に取り組み、新党結成や政局とは一線を画するといっています。
福島第一原発の放射能汚染水の漏れなど緊急事態が発生しているのに、安倍政権はまったく稼動の方針を変えていません、細川さん、小泉さんは現職を離れたから発言している、という声もありますが、どんな経緯があってもこれからの地球、日本のことを考えたならば、立場を越えて結集して有効な運動をして、廃原発をすすめるべきです。
2013年11月15日 記
