2018年2月19日掲載

娯楽国家、享楽国家となったか、日本!

—しのびよる戦争—

 経済最優先の国となった日本は、物の売買が目的となりました。その余った品物が換金ショップに出回っていることからもわかります。

 そのことの極まった証拠に“義理チョコ”なるものがあります。わが国の古い体質の象徴といわれる義理とバレンタインデーを重ねた造語です。それが商戦というおどろおどろした風潮にまでなっています。

 どこか狂っている、と思いませんか。一方で生活苦、老後の福祉、低収入といわれている同じ社会で、少額であっても娯楽、享楽の支出が罷り通っています。

 気分に流される軽薄さがうかがえます。いつまでこのような浮ついた風潮が続くのでしょう。その合間を縫って戦争の出来る国へと進行しています。気づいたら私たちから、生活を正し、視線を鋭くしていきましょう。

2018年2月12日 記