2020年2月12日掲載

マスクの効果に疑問

 日本、中国などではマスクが不足していると言う。群集心理で我さきに群がる様はトイレットペーパー騒動そのものである。医学会でもマスクがウィルスに効果があるとは断定していない。小さな菌がろ過されない、というのも納得である。今はどこにもある消毒スプレーを利用すればずいぶんと効果があるという。これを実行することが大事である。マスクが安心材料にはならない。

 中国の公衆衛生や医療水準はどうなのか。国防に力を入れる前に国民の命に直結する公衆衛生を考えないと、政権批判が膨張して大きな大衆運動となり、政権の打倒まで進むことになろう。マスク不足が中国の運命を決めることになるかもしれない。

 習政権が頼りにならない、国民の命を大切にしない、と知った国民を力では抑えきれなくなるのは、歴史の教えているところである。

2020年2月9日 記