2020年2月11日掲載

再認識、公衆衛生の大切さ

 学校で検便をするのに朝、小さい箱に便を入れて持って行った人は高齢者であろう。回虫検査である。「爪、ハンカチ、鼻紙」と言い慣わして学校で点検した。このようなことが公衆衛生の原点である。今この教育を改めて考える時である。

 「うがい、手洗い」も同様である。外食産業を良しとする傾向から、外で歩きながら食べることが珍しくない、空気中には人の痰、犬の糞が埃となって舞っている。それを考えたらばい菌を食べているのに等しい、と思わなければならない。食べ歩きがカッコいいと思っているのだろう。

2020年2月9日 記