2017年2月28日掲載
子どもの「生活困難」20%も!!
—政府のめざすものはこれだ!—
世帯所得が135万円以下、公共料金の滞納、小遣いの欠如、海水浴などの未体験のうち、一つ該当すると周辺層、二つ以上を困窮層、両者を合わせたものを生活困難層とし、一つも該当しない一般層と三つに分けた調査を昨年8〜9月に東京都が行ないました。親と子それぞれ8,000人が回答しています。(対象2万世帯、回収率42%)
その結果、生活困難層は小5で21%、中2で22%、16〜17歳で24%。金銭的な理由で海水浴に行ったことがないと答えた割合は、一般層のほぼゼロに対して困窮層では小5、中2でいずれも約30%に上りました。全体の1割で過去1年間に金銭的な理由で食料が買えなかった経験があるといっています。
約20%の生活困難層をどう解消していくのか、このことが焦眉の急といわざるを得ません。
2017年2月25日 記