2017年6月7日掲載

一人二役できるほど都知事は軽い仕事なのか?

 小池都知事は6月1日に都民ファーストの会の代表につきました。それまでの顧問からの転身です。その理由はこう考えます。

 小池都知事本人の支持率は60%以上あるのに都民ファーストの会は10%台という隔たりを、直接代表になることで10%台から上昇させようとするものです。そう上手くいくかどうか。オリンピック・パラリンピックの費用負担、豊洲移転の曖昧な態度などは本人の支持率の低下に影響を与えるに違いありません。また都知事は熱心に取り組めば取り組むほど時間もかかり体力にも負担がかかるものです。

 青島、石原両都知事を見ていてそう思います。それに加えて党の代表という仕事は過重です。前ファーストの会代表の週刊誌報道もあり、首のすげ替えといったところでしょうか。

 代表就任で支持率が上がらなければ、ファーストの会の前評判は大したことがないことになります。どちらにしても小池頼みのファーストの会には違いありません。

 こちらはコツコツと自分と民進党を説明して、駅、住宅街、街角で訴えるだけです。まさに遊行詩人の心持ちでしっかりと和田宗春を打ち出していきます。

2017年6月3日 記