2018年4月18日掲載

安倍首相の辞め方

—選挙世論(せろん)が早期辞任を求める—

 NHKなど報道がつぎつぎと世論(せろん)調査を発表しています。NHKでも、安倍内閣支持が37%、不支持が45%となっています。この数字はあくまで今の仮定のものなのですが、まさに世論(せろん)を作ります。

 とくに国会議員、それも与党側は兢兢としています。いざ総選挙となれば投票する国民が示している数字ですから神経質になります。

 いま総選挙を避けたい与党(自民、公明両党)はいつ安倍に辞めて欲しいといい出すか、その機会をうかがっています。

—選挙を動かす民意—

 安倍好調の時はすり寄っていた公明党も距離を置き始めていますし、自民党の二階幹事長も態度を中立に変えはじめました。

 総選挙が恐ろしい国会議員(衆議院議員)は、それまでの同調から、国民の声になじむように変えています。佐川、柳瀬問題で安倍政権は、傲慢な剛直な姿勢が国民批判の的となっていることに気づき始めたようです。刺激に不感症だった報いが出てきています。続けたくてもいやいや引きずり降ろす方向に自民、公明両党は着着と準備しています。

2018年4月16日 記