2018年4月27日掲載

希望の党+民進党で減算混合政党!

—ひたすら数を増やすための愚策—

 4月5日に書いた減算混合。きょう両党が「国民民主党」の党名で合意。なんのために合流するのかを考える時、どうして民進党から希望の党が別れたのかを考えると答えが出る。

 すなわち議員の議席確保のための落選防止柵を作ったということだ。その目的は実現すべき現職は今そこにいる。

—またまた自分のための政党づくり—

 来年の統一地方選挙で、自分たちの手足となる地方議員を当選させ、新人を手元に置くためには新しい包装紙(政党名変更)が必要と考えて、この減算混合だ。数を合わせても内容、目指す方向が憲法を守るか、原発を認めるのか、経済優先の政治か、文化重視の行政か、というのが定まらなければ砂上の楼閣だ。もう政党は哲学、時代感覚の正しさを求めるような体質改善をする時だ。よく政治家の人相、行儀作法を見極めて正視する時だ。

2018年4月25日 記