2018年6月8日掲載

人間失格、鉄面皮・佐川前国税庁長官!

 6月4日の財務省報告書案で、首相の「私や妻が関係していたら首相も国会議員も辞める」という国会答弁をきっかけに森友学園への国有地売却の文書を廃棄した経緯が明らかになった。

 それを指示したのが佐川氏であったことも認めた。あえて佐川と書くが、この男は公務員の資格があるのか。いや、それ以前に人間として失格だ。安倍家の下僕に成り下がって、職権で改竄させている。国会で刑事訴追の可能性がある、といって答弁拒否をした理由も合点がいくのだ。大阪地裁の不起訴を不満として市民団体が検察審査会へ審査申し立てするのは当然である。佐川が停職3か月で済み、自殺した近畿財務局職員の哀れさは納得できない。安倍政権の官邸主導の強引政治は、上辺を取り繕う風潮となって広がり、いじめ事件、神戸製鋼、スバルなどの資料改竄、偽りの報告にまで拡散してきた。公への信頼がなくなり、国民がやりたい放題の時代に入った。弱い者いじめ、不正、汚職の時代に入った。

2018年6月6日 記