2020年1月16日掲載

今年は歴史的な一年

 年が改まると時代も改まるものなのか。
米国がイランを空爆し、昨年末に不法出国したゴーン元日産自動車幹部が日本批判の記者会見をレバノン・ベイルートでした。安倍首相の桜を見る会の選挙違反もどきの行為も消失しつつある。そして騒々しいオリ・パラ劇場の開幕が近い。

 富の格差は広がっているが、声高に政府非難もない。年が変わるとすべてが新しく出発する。過去は消去される。

ー戦争の危機、第3次世界大戦はー

 イランの米軍基地への空爆は被害の生じない場所にミサイルを撃ち込んだ芝居のようなもの、という説もある。ホメイニ師の方がトランプ大統領より寛大だったということか。力の差を認めたのか。宗教家からなのか。とりあえず1月9日時点では落ち着いている。

 令和の節目との因縁も気になる。

 麻のように乱れた国内外の動きから1年が始まった。トランプ大統領の直情的な政治行動に振り回される1年が続くことになる。まして大統領選挙のために手段を選ばないトランプ大統領だから、首に鈴をつける人がいないだけに危険な1年が大統領選の11月まで続く。イギリスのEU離脱がどうなるか。今年は世界史の大きな曲がり角となると思われる。

2020年1月10日 記