2019年11月26日掲載

安倍政権の傲岸(ごうがん)さは極まった

—長期政権の悪弊が鮮明となった—

 歴代最長の政権運営の安倍総理。長きをもって良しとはしない、という格言を贈呈したい。政府主催の桜見物に妻(私人)に参加者の枠を与えたり、選挙区を中心に850人もの社会的に貢献しているはずの支持者を招待している。850人もいるわけがないと国民は皆知っている。その前夜祭を通常、一万円以上かかる費用を5000円で行っている。

—公私混同と選挙違反—

 二つの問題がある。政府主催という公の場に基準を外して自分の選挙区から多数の人を招待したという権力の乱用と前夜祭の費用が過少すぎる公選法違反である。前回も書いたが、公私の境目が判別出来ないのが今の安倍総理。「朕は国家なり」という絶対王政の独裁者になって、何でも出来る安倍総理になっている。それを災害、オリンピック・パラリンピック、皇室行事の慌しさにまぎれて放心状態になった国民が茫然と見ているといった景色である。救いは住民が安倍総理を選挙違反で告発したことだ。

2019年11月23日 記