2015年9月14日掲載

学芸員講座のひとくち13

 博物館情報・メディア論は、メディア(広報物、展示物、ホームページ)の活用、旧メディアの写真、映像フィルムの収集保存、著作権、インターネットなどでの伝え方の学習です。

 保存が主であった博物館が情報発信する側を知るためです。生涯学習論は、家庭、学校、社会の3分野にわける教育が実態として機能しているのか。それにどう参加しているのか。させるのか。古くて新しい課題にワークショップ(実働)で体験します。

 全体として博物館○○論として8科目を1時限90分で各各10時限勉強しました。これは9月11日に終了。それと同時に、仏像、掛け軸の取り扱い方、日本画の読み方、拓本の取り方、展示のテグス糸の取り付け方など実習も45時限ありました。濃密な時間でした。時には現役学生も混じっての授業もありました。7月28日から酷暑の中の通学でしたが、一日も休まずにここまでは終わりました。

 あとは14日から17日まで専門講義の日本絵画史を残すだけです。これは4〜5人の少数で行います。

 あとひと踏ん張りです。

2015年9月13日 記