2016年5月5日掲載
シルバー人材センターの「臨・短・軽」要件の緩和、
知っていましたか。
—2倍働けることになります—
町の自転車整理、学校の安全誘導、公設施設の受付など、自治体がシルバー人材センターに委託して行なっている仕事があります。
登録した会員が行なっており、働いた報酬は時給にして900〜1100円程度です。目立つゼッケンをつけて働いています。
このシルバー人材センターで働く人の要件が平成28年度から、変わりました。
いままでは「臨・短・軽」でした。すなわち臨時的、短期的、軽易な業務ということでした。短期的というのは概ね月10日程度まででしたが、軽易な業務は概ね週20時間程度に限定されていました。それを派遣、職業紹介に限って、週40時間まで仕事ができるようになりました。
ただし民間事業者を圧迫しないことを前提に区市町村が、関係者の業務を決められます。
この結果、働きたい60歳以上の高年齢者が、時間にすると2倍働けるようになり、収入も2倍になる計算です。いま各市区町村はこの検討に入っているとことですので、今年中には北区も新しいシルバー人材センターの仕組が出てきます。
2016年5月3日 記