2026年1月27日掲載

世界は力ずくの政治に突き進みつつある

 現象面から見ると国の権力を握った個人が、または少数の権力集団がその国を思うままに動かしている。いま話題に上るのは北朝鮮、ビルマ、ロシア、アメリカであろう。そして日本も高市政権はその傾向にある。防衛費増、中国けん制などでその傾向は表れている。人類愛、平和理念といった目に見えない価値は伺えない。その者たちに共通しているのは、手に取って触れる富などに関心を持つことだ。領土、兵器、石油、希少資源などが大好物なのだ。決して人類愛、平等、誠意、施しと言った他人に対する思いやりはない。悪いことにこの傾向は、国はもとより、人間にまで伝染してきている。結果が良ければ、過程は問わないということになる。この傾向の一番の障害は、子どもの教育にまず出てくることである。人生は勝者よりも敗者が圧倒的に多い。彼らは負けた結果から学んで生きていく。いま盛んにおこなわれている、あるいは行われつつある力の政治は、必ず近い将来、子供たちの思考方法に結果重視の短絡思考を植え付ける。世界中にアメリカ・トランプ、プーチン・ロシア、ビルマ・フライン、北朝鮮・金がはびこる国際社会は将来の子どもたちに最悪の人間像としての教育効果をもたらす。

2026年1月6日 記