2013年3月5日掲載
夜回りの哲学
3月になって夜回りも50日を越えました。1、2月には雨の日がほとんどなかったので、9時からの夜回りは日曜日もなく続けてきました。50分かかる道をカーン、カーンと拍子木を鳴らしながら歩きます。北風に向かう時は鼻が痛いほどです。すれ違う人も無言でうつむいて過ぎます。2月には時たま受験生らしい大きな鞄の中学生とすれ違いました。こちらから声をかけると「コンバンハ」と返してきます。「ゴクローサマ」という自転車の人。いろいろな人と会えます。
窓や木戸、細い路をよく見ながら注意して歩きます。この間は「スミマセン、うちの自販機のオシルコを食べてください。」という人もいました。「ゴクローサン」という人も増えてきました。もうすぐやめるタイミングを決める日も来ます。それまで歩き続けます。
2013年3月4日