2020年4月1日掲載
C.E.メリアム(アメリカの政治学者)の翻訳の仕上げに入る
私の学生時代からの仕事の一つにメリアムの翻訳がある。もともと政治は自分の仕事としたのだが、一つのことだけでなく人生では色々残すものがある、ということから始めた。
これまでに2冊のメリアム関係の本を出版した。「政治学の祖」といわれるメリアムは政治学の学者でありながら政治家も経験したことのあり、政治学を学ぶ者ならおそらく知らない人はいないだろう。
今仕上げに入っている私の仕事は、メリアムについての私の最後の翻訳であろう。それを朝、4時起きして仕上げにかかっている。最初に翻訳した原稿から少しずつ手を入れていき、今では赤ペンで真っ赤になるほど加筆、訂正をするほどになった。調べれば調べるほど解明されることが多く、これまでの理解が浅かったことを痛感する。
電話や会合などに妨げられない、早朝の時間の活用で、私は今まで20冊近い本を書き,質問、随筆などを書いてきた。私の生活の流れ(スタイル・パターン)である。最近はもう6時には明るくなってくるので、心も晴れ晴れとする。このメリアム翻訳が手ばなれたらら、次には「本阿弥光悦の分析」が待っている。その研究であちらこちらに取材もしたいと思っているので、その準備もしながら朝の静かな時間を大切にしている。
勿論のこと剣道、俳句、これから取り組む教育委員の公選も頭の中にある。生涯現役の人生を過ごす実践活動をしているということだ。それから4月からシルバー人材センターの仕事もやることになっている。時々町で「和田さん、元気ですか。なにしてるんですか。」と妻が尋ねられるそうなので、ここに書いた。
2020年3月26日 記