2019年3月11日掲載
イギリスのバージン・アトランティック航空の女性客室乗務員の化粧を自由に!
—議員もバッチを自由に!—
いままでバージン・アトランティック航空の女性客室乗務員は口紅、マスカラ、ほほ紅などの規制を会社から要求されていました。今月から自由にし、スカートも本人の希望でズボンに変えることが出来るようになった。
同業のブリティッシュ・エアウェイズは3年前から自由にしているということだ。
ファッション・ショーのモデルのように体形、容姿、雰囲気など女性らしさを会社も乗客も当たり前のように求めていた。でも当人たちは働いている時に、窮屈さや心理的な不自然さがあっても、激烈な競争の末、得たポストの仕事ということで、女性客室乗務員としての規制を受け入れてきた。
—女性を売らず、労働を売る—
女性という「性」を乗客に売るのではなく、心地よく過ごしてもらう労働の姿として、いままでの格好が時代に合致しないとしての変化であろう。この波はすぐに日本の航空業界に伝播してくる。それが女性の働く姿として当然のようになり、私の言う「性」を超えた「人間」としての労働のあるべき形として広がっていくことになるのだ。
政界でも議員バッチを身分証明にする旧態のきまりがあり、先生と呼ぶ村落共同体的な閉鎖意識が強固である。
住民、有権者と一体というのが議員ならば、住民や有権者が身に着けていない「バッチ」、互いに呼んでいて実質のない政界独特の「先生」はすぐに止めるべきである。公務にバッチも先生も不要である。客室乗務員の華美な化粧と全く同じである。
2019年3月9日 記