2013年1月4日掲載
ビルマに民間日刊紙
―出版の自由への一歩―
わが国では当たり前の日刊紙。しかし、軍事政権が永く続いたビルマでは情報省などの発行する国営の3紙しかビルマ語の日刊紙はありませんでした。
1962年にネ・ウィン将軍が事前検閲を徹底して日刊紙は廃刊されました。民主化を進めるテイン・セイン政権は昨年8月に50年続けてきていた事前検閲を廃止すると宣言しています。そして、今年4月から民間メディアも発行できるようになりました。
外国からの資金援助を求めるには、この程度の先進諸国並みの自由のあり様でなければなりません。最低条件です。
2013年1月4日 記