2013年7月19日掲載

政治犯、年内釈放か

 ビルマのテイン・セイン大統領は15日に、全政治犯を年末までに釈放させるとロンドンで明らかにしました。また少数民族の武装勢力との戦闘を数週間のうちに全土で停戦するだろう、としています。

 政治犯、少数民族はビルマの民主化のバロメーターです。

 スー・チーさんにとっても問題です。

 しかし日本の経済界の肩入れの仕方は、見苦しいですね。スー・チーさんの軟禁当時はまったく見向きもせずにいて、いま労働力の安いビルマ詣でをしています。

 それにつけても日本の資本主義の祖といわれた渋沢栄一の『論語と算盤』を読んでみなさい、といいたいですね。倫理観が、今の経済人にはまったくありません。

2013年7月18日 記