2014年9月2日掲載
まだ実態が不明 ビルマの国の姿
ビルマの人口がこれまで国際通貨基金やアジア開発銀行が推計していた6100万〜6400万人より1000万人も少ないことになりそうです。ビルマの移民・人口省が、今年の春に実施した国勢調査の粗い結果を公表したのです。
それによりますと総人口は約5141万人。
実質的な軍事国家として情報が不明確であったり、技術的に正確な人口数を把握できなかったりする理由が考えられます。
私が関わるビルマの民主化運動の正しい成立は来年行われる総選挙が明朗であるか、ということから判断したいと思っています。
今のテイン・セイン政権の民主化度は未定です。夏に訪日したビルマの女性実業家の話では、日本の銀座の一等地と同じ評価の土地がヤンゴンにも出たということです。信じられません。それほどまでに情報も国情も不安定な国であるということです。いたずらに経済界がビルマ詣をすることに不安を感じています。
2014年9月1日 記