2015年3月3日掲載
今年秋の総選挙 ビルマ和平遠のく
—少数民族との衝突—
ビルマはイギリスから独立してからも、少数民族との内戦が続いてきました。
人口は約5000万人で70%がビルマ民族ですが、140近い少数民族がいて約20の少数民族が武装して自治拡大を主張しています。現在のテイン・セイン政権は民主化政権を実現するといって16の少数民族と停戦の話し合いをすすめてきていました。
2月12日に停戦を締結しようと呼びかけてきましたが、ここにきてビルマ北東部のシャン州でコーカン族とビルマ軍が戦闘状態となり、一部の勢力と停戦署名しただけとなりました。
ビルマでは今年の秋に総選挙があります。スー・チーさんも出馬しますが、大統領の資格などで不利となっています。民主化を求めるテイン・セインならびに少数民族、スー・チーさんの人権問題の解決は必須です。
2015年3月1日 記