2020年2月5日掲載

ビルマの憲法改正の動きがはじまる!

 1月27日、ビルマのNLDは憲法改正案を発表した。これは和田がかねてから唱えていたビルマの近代化の核となる政策である。その根本は軍からの議員の数を減らすことにある。今の非選挙による数の25から5にするものである。さらに軍の最高司令官は今の軍の長であるものを大統領の支配下とするものである。この改正案はまず軍事政権の色彩を薄めることから始めようとするものである。それと同時に民政の充実もはからねばならない。この提案がこの時期に出たのは今年の11月の総選挙に向けた民主化路線の提案である。国民は情報化の国際関係から今のビルマの状況をよしとはしないははずである。ここは軍隊の反応を見ながら世論の動きを見ていく必要がある。

2020年1月31日 記