2020年3月12日掲載

ビルマ大使館前のデモに参加

 3月8日、午後3時からのビルマの民主化を守るデモに参加するために小雨の中、北品川のビルマ大使館前に行った。

 かつて軍政時代に日本在住のビルマ人がビザの更新をする時に、大使館を通じて給料の1割を上納するという習慣があった。北朝鮮が自国の外国労働者に対し給料を管理してしまうのと似ている。国が国民を搾取しているのだ。このかつてビルマ軍政が行っていたビルマ人の日本でのビザ発給に月収の一割を税金として大使館に支払うという事実を知った私は、これを週刊誌で非難したことがある。人間を人間として認めない、軍事力の強い専制国家では往々にしてあることだろう。

 さて、北品川のデモである。おおよそ70人のビルマ人が、日本語とビルマ語と英語で書かれた抗議カードをもって参加した。デモのリーダーから挨拶を求められ私は、デモ参加者の仲間に向け約10分間、闘いの意思表示と励ましを述べた。その後、大使館員に面会を求めたが、それはかなわずインターホンにて次のような話を伝えた。ビルマの駐日大使、すなわち今、外務大臣であるスーチーさんの部下に当たる大使に対し、在日のビルマ人や私のようにクーデターを起こした勢力を認めない日本人が起こしている運動が非常に盛んであることを本国に報告するよう、強く求めた。デモに参加してみて、民主化されたビルマをみんなが命がけで守ろうとしていることを痛感させられた。ふたたび軍事政権にされることは死んでも嫌だという強い意志を感じた。また応援のためにデモに参加するつもりである。

2021年3月10日 記