2013年12月12日掲載
誰がいった? 3年間選挙なし!
—安倍政権、穴のあいたバケツ—
今年7月の参院選で今の自公両党が圧勝してしまったために、3年後の参院選まで衆参の選挙はないと野党もマスコミもいっていました。
野党は腰抜けとなり、あきらめと無目的のきわみにいます。
新しい体制づくりもできずにあ然としている状態です。戦う姿勢は見受けられません。
マスコミは衆参のねじれ解消が、民主主義のためによいことだという現政権党の口事を支持して多用して世論(せろん)の構成に協力してきました。二院制はねじれを前提にしていて、それを国民のためにどう機能させるのかというのが妙味であることを少しも報道しない不勉強ぶりでした。
野党のあきらめとマスコミの不勉強ぶりが安倍政権を増長させたのです。
その結果、60%を越す安倍政権の支持率という数字が一人歩きしていました。
しかし政権の消長は平氏政権を例とすればよいのです。
絶対権力は絶対に衰弱するのです。とりわけ特定秘密保護法の強引な成立はその頂点です。
民意は確実に自公両党の政権から離れます。
そしてマスコミは3年間選挙なしの言説を一転させ、「安倍政権にひびが入る」、「支持率の下落」などと責任のない騒ぎをしはじめます。そして政権はうろたえはじめます。最後は3年間選挙なしの根拠のない予測は解散時期の予測にかわるのです。
年末にかけてその雰囲気になってくるでしょう。
2013年12月10日 記
