2013年12月31日掲載

うかうかしていられない
来年は政変の年

—安倍政権の峠道—

 12月27日、沖縄県の仲井真知事が米軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古沿岸部の埋め立てを承認しました。

 これまで9年かかる計画を5年に短縮するといわれています。

 移設先の名護市の市長選挙が来年1月19日にあり、県選出の野党国会議員が4人いますが、「県内移設は知事の公約と違う。県民をだましたことになる。」として辞職を求めています。

 県議会でも知事与党の自・公よりも多いので、不信任決議案が出されると可決される公算が強くなります。

 仲井真知事の決断の背景には、安倍政権の沖縄振興へ向けての経済、財政支援があります。安倍政権の財政などお金でことを動かしていこうという赤裸々な姿勢が見受けられます。

2013年12月29日 記