2014年6月24日掲載
熱狂のもたらすもの
—祭りのあとの…—
私自身のことを書きます。
興奮、熱狂を好ましいとは思いません。国技といっている大相撲で番狂わせで横綱が負けると座蒲団を土俵に向かって投げます。見苦しいですね。プロ野球で優勝するとビールを頭からかけたりします。ユニセフの献金広告や物の大切さからも噴飯物です。いま行われているサッカーの世界大会も一部でしょうが、警察が交通規制するまでの騒ぎとなっています。
スポーツの健康さ、自由な文化、国際交流もよいのですが、行き過ぎはよくありません。感動、感激、熱狂は、理解、納得の通常にあって、時たま顔を出す区切りでよいのです。
おとぎの国にいるような、感動、熱狂の連続では生活はできません。
健全な食事を取り、栄養を考えた日常を送っていて、たまたまの御馳走にありがたみが出るのです。
抑制と解放といってよいかもしれません。
5月にシカゴのジェーン・アダムズのハル・ハウスを訪ねた時に「8時間は寝る、8時間は働き、あとの8時間は…」という標語を見ました。この8時間をどう過ごすのか、どう使うのか、考えてみましょう。
2014年6月21日 記
