2014年7月30日掲載

国が亡びる前兆!! 違法ドラッグのなまぬるい国の対応

 違法、脱法、危険の境界はどこにあるのか。

 新宿などの繁華街を夜歩くと、脱法ドラッグのけばけばしい看板が目立っていました。

 かつて都議会で、脱法ドラッグというものはない合法か違法しかないといって何回も質問し、取締りの強化を求めました。

 その時は厚労省の管轄であり、薬物の化学記号が違法なものと少し違っているので規制ができない、と都は答えていました。

 それから数年たって毎日のように脱法ドラッグで事件がおき、殺人まで起こるようになって、今度は「危険ドラッグ」という新語をつくり出しました。

 違法ドラッグでない以上、取り締まることはできません。服用して国民に危害を加えて世論が騒ぎ出すと名目をつくり—この度の「危険ドラッグ」のように—取り繕います。

 正常な判断を奪い、感覚を麻痺させる薬物はすべて違反にすべきです。

 薬物に知識を持つ薬剤師、学校の教師など以外が使用、販売することは禁止することです。

 愚かな薬事行政の矛盾が健康な国民をむしばんでいます。麻薬と同じ悪い習慣を善良な国民に植えつけます。

 私のいう違法ドラッグで日本を滅ぼそうとする陰謀が企てられているともいえます。それは危機感のない薬事行政と安逸な生活にただれた国民のいまの姿を鏡で見る思いです。

2014年7月25日 記