2015年1月19日掲載
ローマ法王も信仰と表現の自由に言及!
—くりかえすな十字軍遠征—
1月15日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は、スリランカからフィリピンに行く機中で、記者団に「神の名のもとで人を殺すことは常軌を逸していて、正当化できない」と指摘しつつ、「人の信仰を挑発したり、侮辱したり笑いものにするべきではない。信仰にとって表現の自由には限界がある」と語っています。
先日、ここに書きましたが、宗教には不介入であることが世界平和のもとになります。宗教、信仰のために人を殺めてきた歴史を私たちは持っています。
11世紀末から13世紀後半にまで7回に渡って続いたキリスト教徒がイスラム教徒を討伐するための遠征を繰り返しているのです。目的はエルサレムの回復でした。もしかするとローマ法王はこの歴史を思い浮かべていたのかもしれません。米英の大国はもちろん日本も不介入とするべきです。
2015年1月17日 記
