2015年6月22日掲載

あれもこれもと考えない

—一点集中の大切さ—

 世の中には軽い、重いという概念があります。

 たとえば政治と娯楽を比べると生活をあつかう政治は漫才、落語などの娯楽とその重さ、軽さははっきりします。

 原発事故、震災とAKB48総選挙、プロ野球の勝負の軽重。考えてみればいろいろとあります。

 私たちの目の前には日日、変化、変わったことが現れます。それのすべてに反応していては、自分がなくなって右往左往することになります。そして一日、一週間と時は流れていってしまいます。

 いまは安倍政権の強引な政権運営に注目する時です。労働者派遣法の改正による労働環境の悪化、これは経営者にとっては有利、労働者にとっては不利の改正です。それと安保法制の憲法違反を無視した強行です。

 この一点で国民、都民は自らの生活を見直すべきです。地球の裏側までいって集団的自衛権の名のもとに戦争をすることになります。法制局長官を経験したその道の権威者の4人も5人もが違憲といっているにもかかわらず、政治が解釈することだというのが安倍政権のやり口です。

 いま渦の中に巻き込まれて自分を見失っている状態です。後になって考えれば、歴史の転換点である現在です。

 6月24日、午後6時30分から憲政記念館で民主党の安倍法制に反対する集会を小林節慶応大学名誉教授をお招きして実施します。入場無料です。ぜひ御参加ください。

 和田事務所(TEL:03-3911-3367)までお申込みください。

2015年6月21日 記