2016年8月18日掲載

8月1日から負担増へ

—遺族年金、障害者年金受給者—

 特別養護老人ホームなど介護保険施設にいる低所得高齢者の一部で部屋代、食費の負担が増します。その対象は(1)特養、(2)老人保健施設、(3)介護型療養病床のどれかに入っていて、年金収入と所得の合計が年額80万円を超える遺族、障害者年金の受給者です。

 これまで短期入所をはじめ特別養護老人ホームを利用すると食費、部屋代は本人負担が原則で世帯全員が市町村民税非課税で預貯金の少ない低所得の入所者は段階的に負担が軽かったのです。

 80万円を超える人人は軽減幅が小さくなり、食費は一日390円が650円となり月に約8千円の負担増となります。政府は年約130億円の給付費減を見込んでいます。老齢年金との公平性を理由にしていますが、この動きは波及します。

2016年7月31日 記