2021年5月22日掲載

これはまた不思議なことが、ババは誰に。

 1億5千万円が自民党から河井克行議員に渡ったことは間違いない。また自民党の中のこと、他人がとやかく言うことはない。だが河井議員がとてつもなく大規模な選挙買収を犯したこととこの金がつながれば、社会との関係が出てくる。5月18日に東京地裁が結審した。6月18日に判決が出る。

 おもしろいのは、幹事長の二階と選対委員長の甘利がどちらも、関係していないといっていることだ、普通の候補には1千5百万円なのに、なぜか河井候補には10倍の1億5千万円の資金がいっていることだ。自民党幹部の二人の言葉を信じれば、もっと権力のあった人物の仕業ということになる。そうなると、時の自民党総裁は安倍総理だ。さあ、安倍総理は側近と言われた河井被告との関係を、安倍自身が答えるべき順番になった。このババのカードを誰に抜かせるか、安倍のお手並み拝見といきましょうか。

2021年5月18日 記