2019年6月14日掲載

日経のスクープ、衆参同時選挙はない!

—6月9日の朝刊で他紙を抜く—

 私は最近、安倍政権の衆参同時選挙の企てを説明した。ところが9日の朝刊で日本経済新聞は一面で同日選はない方向を報じた。その理由ははっきりとは書かれていない。しかも日経の世論調査で内閣支持率が50%を越していて単独でも参院の優位を保てると想像できる文面になっている。そして月曜日の朝刊に他紙が同じ調子の報道をし始めている。

 日経は経済界とのつながりからか、時々他紙を抜くことがある。

 さて、まだ同日選の可能性がないわけではない。注目しておこう。そうなれば言えることは、消費税の10%はこれで確定したことになる。安倍首相周辺の国民や野党へのゆさぶりはこれからも続く。

 外交は大騒ぎしているわりには何も進展していないし、社会情勢は不安定な事件の続発である。誰かがトランプ大統領、メイ首相を使って世界、日本をかきまわしているようだ。妙な事件も多発してきている。これは小さな世紀末現象といえるのではないか。

2019年6月11日 記