2019年7月31日掲載

参院選は情報機関と候補者の奏でる政治の笛や太鼓でむなしい結末!

 選挙結果は憲法改正に必要な2/3に改憲勢力が届かなかったことを確認できれば、それでよい。いつも私が言ってきた“選挙に感動や感激は必要ない”。“理解、納得こそが大切だ”ということだ。選挙も輿論の結果といえず、世論にとどまっているように思える。これは永遠の理想であるが。

—日常に(選挙)活動がある—

 選挙期間中が選挙ということは公職選挙法で決められている。それ以外は選挙違反となる。だが政治教育は出来る。これこそ私たちが日頃磨くべき政治感覚である。選挙が始まると各選挙管理委員会は投票を勧奨する。委員会の面子もあるだろう。だがあくまで付け焼刃といえる。地についた政治の見方を刺激していないからだ。選挙委員会は何をするべきか。もとより住民の意識を選挙に向けるための工夫である。投票率を含め、選挙=政治の捉え方を住民も学ぶべき時である。選挙権が18歳からになっても、今回の全国平均投票率の低さは異常である。

2019年7月26日 記