2020年7月5日掲載

小池都知事の大失敗

 緊急事態宣言を解除してからコロナ感染者は増え続けて100人を維持してきた。私は小池知事の都知事選挙対策として解除を悪用したとみる。営業している人々に都知事の力を示し、頼りにさせようとしたのである。選挙は人気投票の面もある。解除を伸ばすべきだったと私は思う。それが出来なかった小池知事はまだ指導者とは言えない。苦い薬を飲ましてでも、都民を守るという気概があれば、政治家といえるが。他の候補者から攻撃されるのが怖い、選挙に不利という目先の打算に落ちてしまった。5日の選挙が終われば、厳しい都市封鎖まで進んでいかざるをえないとみる。都民、有権者も女とか若いとか東大出だとか、属性で人を見ないで、その人間を見ることの大切さに気付くべきだ。政治教育の大切さはうわべに騙されず、中身を確かめる用心深さにある。

2020年7月5日 記