2020年12月3日掲載

これ以上政治家に語らすな。

 コロナ騒動はこれからもっとひどくなる。

 政治家は選挙のことがすべてである。だから有権者すなわち国民に嫌がられたら当選できないため、厳しい要求を国民に求めない。都合の良いことは大いに宣伝するが、有権者に耳の痛いことは曖昧にしたがるものである。GoToなにがしを進めてみたり、制約をかけてみたり感染者の増減に右往左往しているのだ。

 こんな時こそ専門の医者が純粋に医療、保健の視点で自信をもって強い発言をするべきだ。学術会議もそうだが学者の線の細さが心もとない。自分の信念をもって、国民の命のためには政治家にはっきりと意見すべきだ。このまま泥沼のコロナ地獄に落ち込む危険がある。命を優先し経済活動は二の次にするくらいのメリハリの利いた対策が必要だ。足して二で割る妥協になれた政治家には深刻な事態は解決できない。

 国民も、菅総理や小池都知事の無責任を追及するくらいの意気込みで自らの命を守らなければならない。

2020年12月2日 記