2022年4月6日掲載

いま日本国憲法が大切と考える

 ロシアのウクライナへの侵略戦争を見て、日本もアメリカと核兵器の共有をすべきであるという声が上がっている。

 ロシアの侵略戦争はプーチン大統領の異常精神と異常行動の結果である、と前から指摘してきた。ここにきて数百人の市民を虐殺したロシア軍の犯罪は国際的に裁かれるべきである。何のための国連なのかと、疑問が私にはある。何の制約、制裁もロシアに加えられない国連。まして世界大戦の戦勝国が創った国連の常任理事国であるロシアの国連追放、資格停止なども議論されない体裁だけの組織。形式だけの虚像がはっきりした。

 先に触れたプーチン大統領の戦争に対する日本の核装備、兵力充実を声高に唱える自民党の安倍元総理などは絶好の機会到来と欣喜雀躍している。

 4月4日時点の報道ではキーウ市で400人以上の市民が殺されたと伝える。兵士であろうと市民であろうと死は避けなければならない。わたしはこの時こそ平和な国、戦争の無い国を考える時期と痛感している。プーチン大統領の戦争を見て益々日本の平和憲法の大切さを諸外国に広げなければならない。戦争をしない国や国際社会を創ることが、いま生きる我々が担うべき義務であると信じている。より強く平和を守り育てることである。

2022年4月4日 記