2021年12月25日掲載

「ゲッペルスと私」と「ユダヤ人の私」

 12月19日(日)、岩波ホールでナチ関連の映画を2本続けて見ました。

 1本目は「ゲッペルスと私」で、上映は終わっていたのですが、再演希望が多いので、日曜日の3時30分から一回上映していました。そしてその後「ユダヤ人の私」を見ました。

 「ゲッペルスと私」は、ゲッペルス(ヒットラー政権No.2)の秘書をしていた103歳の女性ポムゼムの見方をドキュメントしています。淡々と批判、賛美なく描いています。

 「ユダヤ人の私」は、106歳の国籍オーストリア男性ファインゴルトが、ナチスの大量虐殺が反ユダヤ主義を切掛けに始まった、と証言しています。彼は4か所の収容所をめぐり奇跡的に生きながらえました。

 12月は我が国にとっても戦争を考える大切な月です。2本で4時間を超す映画鑑賞でしたが、またとない機会でした。

2021年12月24日 記