2013年7月25日掲載
山岡鉄舟忌へ参加
—谷中全生庵—
江戸すなわち東京を明治革命の火の海から守った鉄舟没後125年忌が、7月19日に谷中全生庵で開かれました。私も毎年参加してきました。
今年は明海大学の先生から、幕末三舟の一人、高橋泥舟の働きぶりについての報告がありました。西郷隆盛との江戸開城の下打ち合せのための交渉役を鉄舟に依頼した人が泥舟であることから、その役割は忘れることはできません。まだまだ知られていない功績を果たした人がいるということです。幕末にはいろいろな人物が登場しています。
会食の時には直木賞作家で鉄舟の本『命もいらず名もいらず』を出した山本兼一氏から無私の人・鉄舟の話もありました。あわただしい中の参加でしたが、気が引き締まりました。日ざしの強い日でした。
2013年7月24日 記